61年以前は調査対象品目が400gとなっているため、61年以前の価格は1/4にして「100gあたり単価」にそろえている。

実際の金額(-青線-)を見ると、1950年に41円/100gだった豚肉価格は80年代までに200円/100g前後まで上昇。その後は200円台前半で緩やかに上昇している。

当時と現在の消費支出を元に現在の価値に換算した金額(-赤線-)を見ると、1950年代から80年代にかけて1000円前後から200円台まで大きく価格を下げ、その後は200円台前半で推移している。

牛肉価格、鶏肉価格と比べると、1950年代はほとんど同じ価格だったが、時代が進むにつれて豚肉・鶏肉と牛肉の価格差が広がり、現代では牛肉は豚肉・鶏肉の4倍近い価格となっている。